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グラッパ

 かつて人々はワインとブドウの絞りかす(ワインを造る工程ででた残余物)からできた「アルコール・ワイン」、「アルデンス水」と呼ばれる蒸留酒を造っていました。サレルノ医学学校(1100年)では、現代にまで「マジステル・サレルニタヌス」の法典(1167年)によって伝えられている「アクア・ヴィターエ(生命の水)」を一般的に治療用に利用していました。グラッパは、この時期からその本当の歩みを医療分野においてはじめ、その後「心と体を癒す、生気に満ちたリキュール」と呼ばれ一般の人々に愛されるようにまでなりました。

 グラッパは、その原料が絞りかすであるため「貧しい人のリキュール」と呼ばれており、このリキュールの由来は遥か昔に遡ります。かつてアラブ人だけが蒸留技術の秘密を知っており、これをアラブ人やあるイタリア南部の修道会がその技術をイタリアに持ち込みました。それから、その蒸留技術はかなりの改良を繰り返されています。

 一方、本物のイタリア・オリジナルのグラッパは、ここ数年、高価で人気の高いリキュールとして評価されています。利用法の一例に、お茶(紅茶)に混ぜて飲むと心地よい香りのするまた別の飲み物として楽しむことができます。もちろんお好きな時に、お好きな飲み方で頂けますし、食前、食後酒としてもお使いいただけます。